本紙掲載日:2023-01-17
(2面)

特別国体冬季大会−県庁で団結壮行会

団旗を授与された五ケ瀬中等教育学校スキー部主将の石井さん(16日、県庁)

県選手団、全力プレー誓う

◆県北から・スキー少年男子に5人

 特別国体冬季大会の県選手団団結壮行式は16日、県庁であり、スケートとスキー競技に出場する監督、選手ら約20人が出席、全力プレーを誓い、本戦に向けて士気を高めた。スケート競技は今月28日から青森県、スキー競技は2月17日から岩手県で実施される。

 式では、高原中3年の井上遼さん(スキー・ジャイアントスラローム)が「これまで支えてくれた方々への感謝を忘れず、日頃の成果を十二分に発揮し、県民の方々にウインタースポーツの素晴らしさを伝えたい」と決意表明した。

 県北関係では、スキー・ジャイアントスラローム少年男子に五ケ瀬中等教育学校などから5人が出場。昨年の台風14号による被害で五ケ瀬ハイランドスキー場が今季の営業を断念したため、県外や国富町のグラススキー場などで練習に励んだという。

 旗手を務める同校スキー部主将の石井晴さん(15)は、地元で練習できず十分な回数を確保できなかったが、「強い県にも負けないよう頑張りたい」と意気込みを語った。

 本県からはスケートとスキーに監督やコーチ、選手ら計34人が出場する。今大会は、コロナ禍で鹿児島国体が2020年開催から今年に延期されたことに伴い、大会回数に含まれない特別大会として開催される。

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