３年ぶり年頭視閲式

県警・山本本部長が訓示

　３年ぶりとなる県警察の年頭視閲式は１８日、県警本部の駐車場で開かれた。指揮官の警務部長以下１４５人が参加し、服装の乱れの有無や装備品を確認する通常点検などを通して士気を高め、県民の安心安全な暮らしを守る気持ちを新たにした。

　式では、機動隊や白バイ隊の隊員らが行進して入場。本部職員らは山本将之本部長らが見守る中、警棒や手錠などの装備品を機敏な動きで確認した。

　山本本部長は訓示で、４月に宮崎市で行われるＧ７宮崎農業大臣会合に触れ、「想定外を想定し、官民一体となったテロ、サイバー攻撃対策などを推進する必要がある。全警察の総力を挙げて取り組んでいく」と述べた。

　式終了後は、白バイ隊員２人が急制動やＵターンなど訓練の成果を披露。県警音楽隊のアトラクションもあり、見学に訪れた小学生らに向けてアニメメドレーなどを演奏した。