本紙掲載日:2023-01-18
(2面)

市街地で堂々の分列行進−日向市

日向市消防出初式の分列行進

3年ぶり消防出初め式

 新春恒例の日向市消防出初式が15日、日向市役所を主会場にあった。新型コロナウイルスや鳥インフルエンザ発生の影響で2021年、22年は中止となったため、3年ぶりの開催。消防関係者や一般の人たちを前に、市消防団10分団、女性消防部、防災バイク隊の隊員約250人が分列行進を行った。

 20年まで実施していたお倉ケ浜総合運動公園から、市街地に場所を変更後、初めての出初式。コロナ禍の影響で式典は取りやめ、参加人員を縮小して実施した。

 分列行進は市役所東側であり、点検長の十屋幸平市長らが見守る中、ラッパ隊の演奏に合わせて堂々とした行進を披露した。

 あいさつに立った十屋市長は、昨年の台風14号を振り返り「団員の皆さんの避難誘導や排水、倒木処理など暴風雨が続く中、長時間に及ぶ危険な活動に敬意と感謝を申し上げる。今後も市民の安心安全を守る消防団としての活躍を期待している」と呼び掛けた。

 帆足武男消防団長は、3年ぶりの実施を喜び、「皆さんの行進を見て感動した。いざという時に立つ、頼りになる隊員育成を掲げている。今後もよろしくお願いします」と述べた。

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