宮崎のフルーツ知って

県ブランドの完熟きんかんＰＲ−みやざきブランド推進本部

　県ブランドの果物「完熟きんかん『たまたま』」の販売が１６日に一斉解禁されたことを受け、みやざきブランド推進本部は同日、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港でＰＲイベントを行った。

　きんかんのかぶりものと黄色の法被を着た職員らが、空港の到着ロビーで東京や福岡からの観光客らをお出迎え。約５００人に「たまたま」が２玉入った袋を手渡し、味や魅力を売り込んだ。

　完熟きんかん「たまたま」は、樹上で２１０日以上完熟させて収穫したもので、甘くて、生で皮ごと丸かじりできる。直径２・８センチ以上、糖度１６度以上が目安。直径３・２センチ以上、糖度１８度以上は「たまたまエクセレント」として販売される。

　昨年に襲来した台風１４号の影響を受けたが、今期の生育は良好という。ＪＡ宮崎経済連事業推進課の川口正剛課長は「宮崎のフルーツを県全体で盛り上げていきたい。ぜひご賞味いただきたい」と話していた。