JavaScriptが無効なためE瑤竜’修動笹牲ません。動笹正せぁ燭瓩砲亙avaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。
MENU
国家資格「甲種危険物取扱者」
難関の国家資格「甲種危険物取扱者」試験に、延岡工業高校環境化学システム科2年の渡邉蒼さん(17)=延岡・南中出身=が一発合格した。甲種は大学卒業レベルの難関で、渡邉さんが受験した昨年11月の試験の県内の合格率は27・2%。年々難易度が上がる中での快挙を喜んでいる。 危険物取扱者は、一定数量以上の危険物を貯蔵、または取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設に、危険物を取り扱うために必ず配置しなければならないとされている。 試験は消防試験研究センターが実施。高校生は年3回の受験の機会がある。渡邉さんは1年生の6月に乙種第4類に合格。2年生6月までの試験で1〜6類まである乙種資格のすべてを取得した。 甲種の受験資格は、大学等で化学に関する学科等を卒業した人、化学に関する授業科目を15単位以上取得した人らだが、渡邉さんは「乙種危険物取扱者試験で4種類以上の免許の交付を受けている人」に該当。同様に受験資格を得たクラスメート2人と毎日課外授業を受け、切磋琢磨(せっさたくま)しながら「絶対に一発で合格したかった」と、帰宅後も2時間ほど机に向かった。 化学が好きで同学科に進学した渡邉さん。同学科で受験する試験の中では最難関と聞き、甲種の取得が入学時からの一番の目標だった。合格に「一番はうれしかった。やってきたことが実って達成感がある」と笑顔。 指導した有島義春教諭(60)によると、年々難易度が上がり、過去の問題を解くだけでは対応が難しくなっているという。「1回での合格が大人でも難しい中、貪欲に頑張った結果」と評価。クラスメートの目標の存在となり、クラスメートも2月の試験での合格に向け、一生懸命勉強しているという。 「知らないことが身近なことと結びつくとうれしいし楽しかった」と振り返る渡邉さんは化学メーカーへの就職を考えており、将来は「研究部門に携わりたい」と望む。「自分が作ったものが世に出て、店頭で手に取って見たいというのが夢」と、目を輝かせた。
印刷には対応しておりません。当サイトは、閲覧のみになります。
写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/ 写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/
国家資格「甲種危険物取扱者」
難関の国家資格「甲種危険物取扱者」試験に、延岡工業高校環境化学システム科2年の渡邉蒼さん(17)=延岡・南中出身=が一発合格した。甲種は大学卒業レベルの難関で、渡邉さんが受験した昨年11月の試験の県内の合格率は27・2%。年々難易度が上がる中での快挙を喜んでいる。
危険物取扱者は、一定数量以上の危険物を貯蔵、または取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設に、危険物を取り扱うために必ず配置しなければならないとされている。
試験は消防試験研究センターが実施。高校生は年3回の受験の機会がある。渡邉さんは1年生の6月に乙種第4類に合格。2年生6月までの試験で1〜6類まである乙種資格のすべてを取得した。
甲種の受験資格は、大学等で化学に関する学科等を卒業した人、化学に関する授業科目を15単位以上取得した人らだが、渡邉さんは「乙種危険物取扱者試験で4種類以上の免許の交付を受けている人」に該当。同様に受験資格を得たクラスメート2人と毎日課外授業を受け、切磋琢磨(せっさたくま)しながら「絶対に一発で合格したかった」と、帰宅後も2時間ほど机に向かった。
化学が好きで同学科に進学した渡邉さん。同学科で受験する試験の中では最難関と聞き、甲種の取得が入学時からの一番の目標だった。合格に「一番はうれしかった。やってきたことが実って達成感がある」と笑顔。
指導した有島義春教諭(60)によると、年々難易度が上がり、過去の問題を解くだけでは対応が難しくなっているという。「1回での合格が大人でも難しい中、貪欲に頑張った結果」と評価。クラスメートの目標の存在となり、クラスメートも2月の試験での合格に向け、一生懸命勉強しているという。
「知らないことが身近なことと結びつくとうれしいし楽しかった」と振り返る渡邉さんは化学メーカーへの就職を考えており、将来は「研究部門に携わりたい」と望む。「自分が作ったものが世に出て、店頭で手に取って見たいというのが夢」と、目を輝かせた。