本紙掲載日:2023-01-21
(8面)

護摩木たき、所願成就を祈願

護摩祈願法要などが営まれた今山大師の「初大師」

今年最初の縁日「初大師」−今山大師

 弘法大師(空海)の今年最初の縁日となる「初大師」が21日、延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)で行われ、新型コロナウイルス感染拡大の収束や健康成就、家内安全などを祈った。

 初護摩祈願では、参拝者全員で般若心経を読経する中、野中住職が燃え上がる火に所願が書かれた護摩木を投げ入れた。その後、参拝者は護摩壇に上がって煙を浴びながら手を合わせた。

 また、野中健雄副住職が大般若経の転読と共に経典と錫杖(しゃくじょう)で参拝者の体に触れて加護を祈願。全員が輪になって大数珠を回しながら所願成就や先祖供養などを願う「百万編お数珠廻(まわ)し」も行われた。

 最後に野中住職は「3人寄れば文殊の知恵」「良心」をテーマに法話。「力合わせ、感謝の気持ちを持つことが運気を高める。良心にしたがって生きていくことが大切」と説いた。

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