本紙掲載日:2023-01-23
(7面)

夢中で計算問題解く

一生懸命そろばんで計算する名水小の2〜4年生

珠算教連県支部が出前授業−名水小

 全国珠算教育連盟県支部(大窪豊明支部長)による出前授業「そろばん教室」が19日、延岡市鯛名町の名水小学校(竹下洋太郎校長、11人)で開かれた。

 同連盟は珠算の正しい知識や魅力を広めるために毎年、依頼があった学校にボランティアで講師を派遣。今学期は同校を皮切りに同市内の緑ケ丘小、恒富小、東小などでも実施する。

 この日は、今村聖さん(旭珠友会)が講師として名水小を訪れ、2〜4年生7人に珠算を教えた。そろばんは本来3、4年生の授業内容になるが、同校は複式学級のため2年生も参加した。

 今村さんは1の位を表す定位点、玉の数え方、指の使い方、足し算、引き算などの基礎を分かりやすく説明。その後、児童は早速、覚えたての知識で問題を解いて珠算を練習した。問題に正解するとガッツポーズして喜ぶ姿が見られ、楽しく珠算に触れた。

 続けて、モニターに次々と映る数字を計算するフラッシュ暗算にも挑戦。今村さんが3桁の数字5個の足し算を暗算し、正解すると児童は「えー」「すごい」と驚いた様子。児童も少しずつ難易度を上げながらフラッシュ暗算に挑み、暗算の腕前を披露した。

 3年生の澤田柚珠斗さん(8)は「そろばんで計算ができて楽しかった。今村先生がフラッシュ暗算で早く計算していてすごかった」と感想。今村さんは「みんな素直で一生懸命に計算していた。少しでもそろばんに興味を持ち、触れてもらえれば」と話していた。

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