本紙掲載日:2023-01-25
(3面)

開運、健康など祈願

節分を前に行われた福豆作り(24日、今山大師)

今山大師、2月3日に節分会

◆慶賛会婦人部−福豆を袋詰め

 延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)で24日、2月3日の節分を前に恒例の福豆作りが行われた。

 今山大師慶賛会(佐藤公昭会長)の婦人部約20人が福豆の袋詰め作業に追われた。毎年この時期に行っており、今年は煎った大豆約60キロと五色豆約10キロを用意。毎年、作業に参加している人も多く、大豆、五色豆、「今山大師節分福豆」と書かれたお札の順に袋に入れて慣れた手つきで作業を進め、1日で約6千袋を作った。

 婦人部のメンバーの佐藤明美さんは「健康で無事に1年が過ぎますようにという思いを込めて作っています」と話していた。

 今山大師では2月3日午後1時から「節分会(せつぶんえ)」を行う。参拝自由。開運厄よけ、身体健康、無病息災を祈願する「節分会祈祷(きとう)」を行った後、同50分から赤鬼と青鬼が踊って参拝者の厄を払う「鬼踊りの奉納」、同2時からは年男、年女らによる「豆まき」が行われる。

 野中住職は「五穀は大自然のエネルギーで、まくことで心を清めると言われている。心も体もまちも地域も世界も春の心に包まれるように、皆さんが健康でいますようにと願います」と話した。

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