原希美選手（延岡市出身）が引退発表

ハンドボール女子−今季限り、元日本代表主将

　ハンドボール女子日本代表の原希美選手（３１）＝延岡市出身、三重バイオレットアイリス＝が今季限りで引退すると、２５日にチームが発表した。原選手は延岡東スポーツ少年団で競技に出合い、エースポジションのレフトバックとして活躍。２０２１年の東京五輪に主将として出場した。

　宮崎学園高、日本体育大を経て、三重へ。チームは今季、今月２２日時点で日本リーグ１４試合を終え６勝１分け７敗の１１チーム中６位。原選手は全試合に出場し、得点ランク１２位の５７点を挙げている。

　３月４日の最終戦まで６試合を残す。チームのホームページに発表した原選手のコメント要旨は次の通り。「今シーズンをもって引退させていただくことになった。残りの試合、たくさんの方にプレーしている姿を見ていただき、最後の最後まで一緒に戦っていただけたらうれしい。ハンドボール人生の集大成として、大好きな仲間とともにプレーできる喜びをかみしめながら、一瞬一瞬を自分らしく熱く戦い抜く」