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地域で唯一の経済団体
◆足元を見詰め事業に取り組む −−世界情勢と日本への影響をどう見ていますか。 ロシアのウクライナ侵攻、中国のゼロコロナ政策、米中貿易摩擦などにより、食品やエネルギーなどが値上げされ、地方の経済も多大な影響を受けています。現在、世界は見通しの立たない、複雑で不安定な状況にあり、それがわれわれの生活にも関係してきています。 これからは、これらの不安定要素が、いつ、どういう形で収束していくのかに懸かっているのではないでしょうか。われわれは、これらの状況を念頭に置きながら、やるべきこと、できることを地道に確実に行っていくことが大切だと思います。人手不足や後継者問題、そしてデジタル化も重要な課題です。 また、現在は賃上げが求められています。日本商工会議所によりますと、中小企業でも52%が人材確保や物価上昇対応として賃上げを実施していますが、その内の70%余りは業務改善のない中での賃上げであり、相当分を取引価格に上乗せできることが必要であるとのことです。 −−地域の経済活動をどうサポートしますか。 商工会議所は地域における唯一の経済団体です。世界が大きな変化の中にあっても、地域経済の活性化や中小・小規模事業者の経営革新等に取り組んでいます。これまでさまざまな取り組みをしていますが、特に経営相談に重点を置いています。直近の3カ月でも巡回指導122件、窓口での指導が108件とかなりの数に上っています。多い時はこの数倍の対応をし、昨年は大型連休も休めないぐらいでした。 また小規模事業者事業継続給付金の受け付け件数は2020年6月までに657件に上り、申請者の100%が給付に至りました。これは大きな支援になったと思います。政府、県、市より色々な施策を打ち出してもらっていますが、それらを細大漏らさず活用できるよう支援しています。私たちの事業の柱でもありますので、これらをしっかり継続して地域経済を支えていきたい。 ゼロ金利特別優遇策の返済も始まりますが、飲食店などまだお客さんが十分に戻らない業種もありますので、今後も支援を継続していきます。また、必要に応じて、会員の皆さまの声を一つにして行政へ要望することもあると思います。 −−2023年はどんな年になるでしょう。抱負をお聞かせください。 上半期はこの厳しさは横ばい、下半期からは少し落ち着いてくるのではないかと期待をしています。戦争、コロナ禍、米中関係、さらには北朝鮮の動向など、日本を取り巻く不安定要素が多くありますが、これらが一つでも早く取り除かれることを期待しています。これからもさまざまな情報をキャッチしながら、右往左往することなく、しっかりと足元を見詰めて事業に取り組んでいきたいと思っています。 インフラに関しても、東九州自動車道の2車線化、九州中央自動車道の早期実現があります。これらの活動も原点に戻って、沿線の皆さんと一体となって盛り上げていきたいですね。 また、九州福祉保健大学の支援や、食のまちとしての「食べ歩き」、またエンクロスと連携して周辺商店街での各種イベントなどを通じ、商店街の活性化などにも取り組みます。先行きの見通しが立てにくい厳しい時勢となっていますが、そういう時だからこそ、子どもたちに対しては物事の考え方や道徳観・倫理観を教育し、「人間のべおか人」を育てることも大きな仕事だと思っています。
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地域で唯一の経済団体
◆足元を見詰め事業に取り組む
−−世界情勢と日本への影響をどう見ていますか。
ロシアのウクライナ侵攻、中国のゼロコロナ政策、米中貿易摩擦などにより、食品やエネルギーなどが値上げされ、地方の経済も多大な影響を受けています。現在、世界は見通しの立たない、複雑で不安定な状況にあり、それがわれわれの生活にも関係してきています。
これからは、これらの不安定要素が、いつ、どういう形で収束していくのかに懸かっているのではないでしょうか。われわれは、これらの状況を念頭に置きながら、やるべきこと、できることを地道に確実に行っていくことが大切だと思います。人手不足や後継者問題、そしてデジタル化も重要な課題です。
また、現在は賃上げが求められています。日本商工会議所によりますと、中小企業でも52%が人材確保や物価上昇対応として賃上げを実施していますが、その内の70%余りは業務改善のない中での賃上げであり、相当分を取引価格に上乗せできることが必要であるとのことです。
−−地域の経済活動をどうサポートしますか。
商工会議所は地域における唯一の経済団体です。世界が大きな変化の中にあっても、地域経済の活性化や中小・小規模事業者の経営革新等に取り組んでいます。これまでさまざまな取り組みをしていますが、特に経営相談に重点を置いています。直近の3カ月でも巡回指導122件、窓口での指導が108件とかなりの数に上っています。多い時はこの数倍の対応をし、昨年は大型連休も休めないぐらいでした。
また小規模事業者事業継続給付金の受け付け件数は2020年6月までに657件に上り、申請者の100%が給付に至りました。これは大きな支援になったと思います。政府、県、市より色々な施策を打ち出してもらっていますが、それらを細大漏らさず活用できるよう支援しています。私たちの事業の柱でもありますので、これらをしっかり継続して地域経済を支えていきたい。
ゼロ金利特別優遇策の返済も始まりますが、飲食店などまだお客さんが十分に戻らない業種もありますので、今後も支援を継続していきます。また、必要に応じて、会員の皆さまの声を一つにして行政へ要望することもあると思います。
−−2023年はどんな年になるでしょう。抱負をお聞かせください。
上半期はこの厳しさは横ばい、下半期からは少し落ち着いてくるのではないかと期待をしています。戦争、コロナ禍、米中関係、さらには北朝鮮の動向など、日本を取り巻く不安定要素が多くありますが、これらが一つでも早く取り除かれることを期待しています。これからもさまざまな情報をキャッチしながら、右往左往することなく、しっかりと足元を見詰めて事業に取り組んでいきたいと思っています。
インフラに関しても、東九州自動車道の2車線化、九州中央自動車道の早期実現があります。これらの活動も原点に戻って、沿線の皆さんと一体となって盛り上げていきたいですね。
また、九州福祉保健大学の支援や、食のまちとしての「食べ歩き」、またエンクロスと連携して周辺商店街での各種イベントなどを通じ、商店街の活性化などにも取り組みます。先行きの見通しが立てにくい厳しい時勢となっていますが、そういう時だからこそ、子どもたちに対しては物事の考え方や道徳観・倫理観を教育し、「人間のべおか人」を育てることも大きな仕事だと思っています。