本紙掲載日:2023-01-30
(7面)

楽しく自由に陶芸体験

こいのぼりの置物制作−延岡

 延岡市行縢町のむかばき青少年自然の家(宮田靖所長)で22日、陶芸体験があった。同町の檜(ひのき)窯の安在健一代表(62)を講師に招き、市内外の39人がこいのぼりの置物を作って楽しんだ。

 安在代表が手順や使用する材料などの説明をした後、参加者は目の前に用意された板状の粘土をトンネルの形に折り曲げて、こいのぼりの体を作った。その後、目や背びれなどのパーツをそれぞれ自由に作り、目をハートにしたり背びれをギザギザにしたりして個性を出す人もいた。すべてのパーツが完成すると、接着剤の役割をする「どべ」を塗ってこいのぼりの体に貼り付け、世界に一つだけの作品に仕上げた。参加者は互いの作品を見比べながら和気あいあいと作業に取り掛かっていた。

 同市野田から母親と訪れた仁科晴貴さん(8)は「五月のかぶととリボンを付けたこいのぼりを作った。リビングにあるテレビの前に飾りたい」と話していた。

 作品は檜窯で焼いた後、同自然の家を通して参加者に手渡されるという。

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