本紙掲載日:2023-02-01
(3面)

地域福祉にICT活用−日之影町

E&M・社サポートセンターを開所

 ICT(情報通信技術)による独居高齢者の見守りサービスなどを展開するソフトウエア企業「E&M(イー・アンド・エム)」(本社・東京都、岩城範彦会長)はこのほど、日之影町岩井川に事業拠点「ふれあいサポートセンターHINOKAGE」を開所した。

 センター内で行われた開所式には佐藤貢町長ら関係者約20人が出席。冒頭、岩城会長が「これからが本当の始まり。私たちが直面している高齢化社会において、安心して暮らせる地域づくりに向けた仕組みと取り組みの構築を推進していく」とあいさつ。

 佐藤町長が「本町の高齢化率は47%を超え、高齢者福祉の充実が喫緊の課題となっている。ICT技術やノウハウ、豊富な人材を持つE&Mさまがサポートセンターを整備されたことは、大変意義深い」と祝辞を述べた後、佐藤雅洋県議、盍椡兒無陳垢続き、テープカットで盛大に祝った。

 E&Mは2019年、日之影町と連携協定を締結。同町社会福祉協議会が取り組む独居高齢者の見守り事業やサロン、買い物代行サービスなどの地域福祉活動に自社のICT技術を提供するといった支援を続けている。

 今回開所した施設は、同業務のコンタクトセンターとしての役割を担うほか、社員が常駐し、パソコンやタブレット、スマートフォン等の操作、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)活用などに関する相談を受け付ける。

 営業時間は午前9時〜午後5時45分(受け付けは午後5時まで)。土日祝日定休。相談は無料。

 問い合わせは(電話日之影78・4013)。

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