本紙掲載日:2023-02-02
(2面)

創立50周年-日向商工会議所女性部

記念式典-節目祝い、発展誓う

 日向商工会議所女性会(黒木絹子会長、25人)の創立50周年記念式典が20日、日向市原町の喜重会館であり、会員や来賓など約50人が出席し、半世紀の節目を祝うと共にさらなる発展を誓った。

 式典は、同女性会の熊本恵子副会長の開会の言葉で開会。商工会議所女性会の歌の黙唱、活動指針の斉唱に続き、黒木会長があいさつした。

 黒木会長は、50年間の歴史を振り返り、長年にわたる支援と協力に感謝。昨年11月で14回目の開催となった市駅前広場で実施する廃油で作ったエコキャンドルの点灯イベント「100万人のキャンドルナイト~ひゅうがの灯(あか)り」を紹介し、「参加した皆さんが地域の触れ合い、地元への愛着を感じていただければ幸い。これからも女性ならではの感性と発想を生かし、一人一人が輝く女性会を目指し、励んでいきたい」と誓った。

 続いて、来賓を代表して十屋幸平市長、県商工会議所女性会の日髙圭世会長、日向商工会議所の三輪純司会頭が祝辞を述べた。

 表彰もあり、2001年度から08年度まで会長、09年度から17年度まで顧問を務めた安藤聖子さん=藤屋印刷=と、日本ボーイスカウト宮崎連盟の北部地区日向第6団に特別功労者表彰、在籍期間15年以上の現役会員7人に功労者表彰を贈った。

 式典後には、宮崎中央新聞社の水谷謹人社長の記念講演会、祝賀会があった。


◆宮崎、高鍋に続き県内3番目に設立

 日向商工会議所女性会は1973(昭和48)年1月23日、宮崎、高鍋に続く県内3番目の女性単会として設立。女性経営者としての経営に関する研究、社会的地位の向上、会員相互の啓発と親睦を図ることを目的に活動。講演会や研修会を開催し、スキルアップ、レベルアップなどを目指している。

 主な活動の一つに、廃油で作ったエコキャンドルの点灯イベント「100万人のキャンドルナイト~ひゅうがの灯り」を2009年から毎年11月に日向市駅前で開催=写真=。キャンドルは会員らの手作りで、環境問題、エネルギー節約への関心、意識を高めてもらおうとエコ活動の一環として実施する。幻想的なキャンドルの明かりに包まれた空間で、市民にひとときの安らぎを提供している。

 この取り組みは、10年に全国商工会議所女性会連合会から「個として光る」女性会事業表彰で優秀賞、16年に県地域環境保全功労者等表彰、19年に夕刊デイリー明るい社会賞を受けた。

 また、昨年6月に開催された第54回九州商工会議所女性会連合会の総会では、創立50周年の表彰を受けた。

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