本紙掲載日:2023-02-04
(3面)

福餅まきで開運招福

今山大師で節分会星祭り

 延岡市山下町の今山大師(野中玄雄住職)は3日、節分会星祭りを開いた。厄年や還暦を迎えた男女、多くの参拝者の開運招福などを祈願した。

 本堂で節分会祈祷(きとう)法要が営まれ、全員で般若心経を読経。野中住職が個人の名前や企業名が書かれたお札を読み上げ、家内安全、開運厄よけ、商売繁盛、合格祈願や新型コロナウイルスの終息を願った後、今山大師慶賛会の佐藤公昭会長に続き、野中住職、延岡警察署の黒瀬信太郎署長、延岡観光協会の盛武一則代表理事が順にあいさつした。

 法要後は、恒例の赤鬼と青鬼が厄よけの踊りを披露する「修正鬼会」が奉納され、「今山大師鬼踊り唄」に合わせて赤鬼と青鬼が本堂内と境内で踊った。

 鐘突き堂からの福豆・福餅まき、ぜんざいの接待などもあり、境内には豆や餅を拾い集めたり、ぜんざいをおいしそうに頬張る参拝者などでにぎわっていた。

 毎年節分会に参加するという森下強さん(80)、豊美さん(81)夫婦は「家内安全を願いました。ぜんざいの振る舞いもありがたいです」と笑みを浮かべた。

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