コースを清掃−アスリートのべおか

１２日の延岡西日本マラソンを前に

　１２日に開催される第６１回延岡西日本マラソン大会を前に、スポーツを通してまちの活性化に取り組む「アスリートタウンのべおか」（森山慎作理事長）が５日、市役所周辺のコース清掃を行った。

　同団体は延岡青年会議所のＯＢを中心に市民有志で構成されており、会場設営や交通整備など市内で開催されるスポーツイベントの準備、運営を支援している。今回、３年ぶりに開催される同大会に出場する選手に気持ちよく走ってもらおうと、メンバーとその子どもを含めた８人が参加した。

　スタート地点となる市役所前から中央通交差点−祇園町交差点−北小路交差点−市役所前交差点を一周し、沿道に捨ててあるマスク、空き缶や溝の隙間に挟まっているたばこの吸い殻まで細かく確認し拾い集めた。

　２０２０年以来２回目の参加という森山豊さん（岡富小６年）は「自分でつくったごみだから、やっぱり自分で捨てないと。ランナーだけでなく車を運転する人にも迷惑が掛かると思う。近くのごみ箱に捨てるとか心掛けてほしい」と呼び掛けていた。

　同大会には、全国から男女合わせて３０３人がエントリー。レースは１２日午前８時３５分に延岡市役所前をスタートする。