本紙掲載日:2023-02-07
(3面)

太鼓を鳴らし「笑う門には福来たる」

町役場にも福を届けた。中央は佐藤貢町長
鬼や七福神に扮して町を練り歩いた

日之影町商工会女性部

 日之影町商工会女性部(山口依子部長)は節分の3日、豆まきを行った。部員ら12人が、鬼や七福神に扮(ふん)する手作りの衣装と小道具を着用。町内各地を練り歩き、威勢の良い掛け声を響かせながら新年の幸福を願った。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの実施。町のにぎわい創出を図ろうと2016年に始まり、毎年同部が中心になって取り組む恒例行事として親しまれている。

 この日はまず、七折地区にある商工会館の近隣店舗を訪問した。太鼓を打ち鳴らしながら歩き、店頭で「商売繁盛笑う門には福来たるわっはっはっはっわっはっはっ」と詠唱。

 店主らと一緒に景気づけの三本締めを行った後、感染症対策のために包装した豆をまいた。「鬼は外福は内」と町役場やほかの地区でも豆をまき、合わせて約50軒を巡回したという。

 山口部長(67)は「景気が良くて明るい町にしたいという一心。コロナ禍などで暗くなっている雰囲気を私たちの元気な声で吹き飛ばします」とほほ笑んでいた。

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