２５団体、多様な曲演奏

フレッシュウインズ３年ぶり−日向

　県北の小中学、高校の吹奏楽部と一般の吹奏楽団による合同演奏会「フレッシュウインズ２０２３」が５日、日向市文化交流センターで３年ぶりに開かれた。主催は県吹奏楽連盟県北支部（松木拓支部長）。

　同演奏会は、講師に練習の成果を評価してもらい、今後のレベルアップにつなげることなどを目的に開催。この日は、２５団体の４００人を超える部員や団員らが出演した。

　開会式であいさつに立った松木支部長は「開催までの３年間を長く感じた。練習の成果を発揮しますので、ご声援をお願いします」と呼び掛けた。

　オープニングは、門川中２６人が世界一遅いと言われるスイスの山岳鉄道をモチーフにした「氷河特急」と、聞きなじみのあるコミカルなリズムが特徴の「シンコペーテッド・クロック（愉快な時計）」の２曲を発表。練習を重ねた成果を発揮し、息の合った演奏を聞かせた。

　その後も、各学校の吹奏楽部、一般の吹奏楽団などが、単独や合同でクラシック、歌謡曲、アニメのテーマ曲など、さまざまなジャンルの曲を披露し、観客からは大きな拍手が送られていた。