本紙掲載日:2023-02-09
(1面)

慧日梅七、八分咲き−本東寺

見頃を迎えている松山町本東寺の慧日梅(9日午前)

延岡花物語オープニングイベント−10日、11日観梅会

 延岡花物語2023のオープニングイベント「慧日(えにち)梅観梅会」は10日、11日の2日間、延岡市松山町の本東寺(吉田海心住職)で開かれる。

 境内の慧日梅は、新富町の「湯ノ宮の座論梅」、宮崎市の「高岡の月知梅」とともに「宮崎県三梅」の一つに数えられる。中でも推定樹齢240年の古木は美しい花と香りで観光客を楽しませる。

 今年は寒波の影響で開花が遅いが、連日の陽気に徐々につぼみが膨らみ、一気に花を咲かせている。きょう午前、七、八分咲きで、先日まで堅かったつぼみもほころび始め、延岡にも少し早めの春がやってきた様子だ。

 観梅会は両日とも午前10時から午後4時まで。延岡茶道連盟による野だては1服300円。本堂前に並べたばんこ(縁台)に座って枝垂れ白梅の古木を眺めながら、お茶やお菓子を楽しめる。延岡史談会による「史跡ガイド」(無料)は、境内にある日向御前の五輪塔や延岡藩有馬家の墓碑を案内する。受け付けは当日、会場内で行われる。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/