本紙掲載日:2023-02-10
(3面)

昔の延岡を懐かしむ

16ミリ映写機による「のべおか50周年のあゆみ」の上映会

延岡市立図書館が映写会

 延岡市制施行90周年の関連企画として延岡市立図書館(工藤靖治館長)は9、10の2日間、同市東本小路のカルチャープラザのべおか2階セミナー室で昔の延岡を振り返る「16映写会」を開催した。

 上映したのは「延岡市制50年のあゆみ」。同市が市制施行50周年を記念して企画し、宮崎放送が制作した25分の作品。

 フィルムは市制を施行した1933年から始まり、延岡大空襲や終戦から8年後の53年には人口が9万5千人を突破したこと、市役所の旧庁舎の完成、弘法大師像の建立などが記録されている。

 64年の東京オリンピックや79年の宮崎国体、その翌年のコブラ事件なども紹介されており、参加者は懐かしそうに見入っていた。

 東本小路在住の中村清治さん(63)は「映像を見て『あ〜こんげやったわ』と、忘れていた記憶がよみがえってきた。最初は白黒だったけど途中からカラーの映像が多くなり、時代の変化も感じた」と話した。

◆12日まで写真パネル展

 延岡市立図書館はカルチャープラザのべおか2階セミナー室前で、昭和時代の延岡の町並みを48点の写真で振り返る「写真パネル展」も開催中。入場無料で誰でも見ることができる。12日まで。

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