本紙掲載日:2023-02-15
(7面)

親子で体動かし楽しむ

スポーツやストレッチ体験


 親子で一緒に体を動かし、初めてのスポーツや正しいストレッチの仕方に触れる「エンクロスプレイグラウンド」が5日、延岡市駅前複合施設エンクロスであった。館内外で4教室が開かれ、技を成功させて喜ぶ子どもたちや、保護者の笑顔が見られた。

 「親子が全力で体を動かし遊ぶ、今までにないイベントをやりたい」という、同館で市民活動を行っている右田佐知子さんと同館の思いが一致。同館主催として初の運動イベントを企画した。

 講師として市内や宮崎市で教室などを開く、専門の人が訪れて指導。小学生は、理学療法士でトレーナーの大塚岳さんによる「パートナーストレッチ」▽バクテンマンさんによる「バク転教室」▽延岡スケートボード連盟の森年樹理事長による「スケボー教室」―の3種目に挑戦した。

 このうちバク転教室では、講師のバクテンマンさんが、あおむけで両手両足をマットに付けて前進する動きから、額をしっかりとマットに付けて体を回転する動きなど、少しずつ難易度を上げながら、バク転を成功させるこつを伝授。子どもたちは、最後にはエアロールに体を預けて1回転し、見守った保護者らに得意げな表情を見せていた。

 駅前広場では、未就学児を対象に、カヌー兼MTBインストラクターの三井寿展さんによる「ストライダー体験」があり、ヘルメットをかぶった小さな子どもが何周も走る愛らしい姿で、会場の人たちを楽しませた。

 成瀬稜真ちゃん(5)、奏実ちゃん(3)きょうだいは、2人で並んで走るなど初めてのスポーツを満喫。「曲がるところが楽しかった」と満足そうだった。

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