本紙掲載日:2023-02-16
(7面)

2023延岡花物語(8)−挑戦者迎える数々の障害物

ミニサスケコース登場−18、19日

 延岡花物語2023の目玉イベント「長野誠アスレチッククラブミニサスケコースチャレンジ」は、18、19日に五ケ瀬川河川敷である「このはなウォーク」の中で開催される。会場では15日から、ミニサスケコースの設営が始まり、挑戦者を迎える準備が進んでいる。

 SASUKE(サスケ)は、1997年からTBS系列で放送されているスポーツエンターテインメント番組。特設されたセットで、体力や筋力に自信のある挑戦者がさまざまな障害物を越えてゴールを目指す。

 イベントは、延岡市出身、在住で、第17回サスケ完全制覇者の長野誠さん(50)の「地元でもっとサスケを知ってもらいたいし、子どもたちに体を動かす楽しさを分かってもらいたい」との思いから企画。谷平興二実行委員長(76)の勧めで「延岡花物語」での実施が決まった。コロナ禍で3年越しに実現させる。

 長野さん主催、また、延岡市で本格開催するのは初めて。開催に向け、多くの人が協力して「長野誠アスレチッククラブ」を組織し、延岡市市民まちづくり活動支援事業の助成を受けて実施する。

 当日は長野さんに加え、2度完全制覇し「サスケくん」の愛称で親しまれる森本裕介さん、日置将士さん、山本進悟さんが来場。子どもも挑戦できるコースと、クリフハンガー、サーモンラダー、ランプグラスバー、そり立つ壁など、サスケおなじみのエリアが挑戦できる大人向けコースが設けられ、4人が攻略方法などを助言する。デモンストレーションも予定している。

 ミニサスケコースの設営は15日に開始。長野さんが立ち会い、長野さん手描きの図面を基に地元企業が作業を行っている。セットは8メートル×18メートル。長野さんが作成した各エリアのパーツを組み込みながら設置しており、16日で大方完成させ、あすに微調整を行うという。

 長野さんは「多くの人に来てもらいたい。特に子どもたちには興味を持ってもらい、体を動かす楽しさを知ってほしい。けがなく、大成功になれば」と話した。

◆当日は観覧自由−余裕あれば、当日の参加申し込みも

 ミニサスケコースチャレンジは、18日午後1時、19日午前10時、同日午後1時からの3回開催する。各100分。参加者募集は先月23日に開始したが、開始10分で定員が埋まったため締め切った。

 当日は、長野さんらのデモンストレーションもあり、観覧は自由。予約者の体験終了後、余裕があれば当日参加者の申し込みを受け付ける。参加費は中学生以下が500円、高校生以上は1000円。

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