本紙掲載日:2023-02-16
(7面)

一本の木から赤と白の花

元藤さん方で、一本の木から咲いた赤と白の梅の花が見頃を迎えている

元藤さん(延岡市土々呂町)方の梅

 延岡市土々呂町の元藤正俊さん(74)方で、一本の梅の木から咲いた赤と白の花が通り掛かった人の目を楽しませている。

 梅は約40年前、妻の照子さん(66)の実家からもらってきて植えたもの。元々は白い花が咲く梅の木だったが、植えた翌年、正俊さんが赤い花を咲かせる梅を接ぎ木した。そのため、一本の梅の木から赤と白のめでたい2色の花が咲くようになった。

 毎年2月上旬に赤、白の順に開花し、同中旬には見頃を迎える。道路からも咲いている花が見えるため、近所の人から「きれいね」と声を掛けられることもあるという。

 子どもの頃から花が好きという正俊さんは、同じように接ぎ木した梅の木を別の場所にも植えている。こちらはまだ咲いておらず、正俊さんは「毎年、絶対に咲きます。咲くのが楽しみです」と目を細めた。

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