本紙掲載日:2023-02-17
(3面)

花物語−堤防に風車2千本

風車の設置作業を行う岡富中学校1年生(16日、延岡市の五ケ瀬川右岸側堤防)

岡中1年生が設置

 延岡花物語2023のメインイベント「このはなウォーク」(18、19日)を前に、延岡市立岡富中学校(三樹浩二校長、333人)の1年生109人は16日、会場となる同市の五ケ瀬川右岸側堤防で恒例の風車設置作業を行った。

 風車は、市内の中学生や延岡しろやま支援学校の生徒らが製作。この日までに約2千本がそろい、1年生たちは同堤防に咲く約100万本の菜の花に沿うように設置した。

 クラスごとに分かれた生徒たちは、前もって実行委員会が立てておいた軸に羽根を取り付け、ペットボトルキャップで固定。早春の風を受けてくるくると回る風車の姿に笑顔を見せていた。

 今回、用意された風車のテーマは「幸せ」。黄色い羽根の裏には、公式メッセージ「幸せをみんなにそして平和に〜幸せと平和のサイクルを〜」と共に、製作者がそれぞれ「こんな延岡なら幸せ」という思いを記している。

 羽根裏に「みんなが笑顔でいられるまち」と書き込んだという甲斐愛さん(13)は「風車は製作も設置も初めてだったけどとても楽しかった。きれいに回る様子を多くの人に見てもらいたい」と話した。

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