本紙掲載日:2023-02-17
(2面)

大臣表彰・功労賞など−会員3人を祝福

のべおか男女共同参画会議21の仲間に祝福される(右から)土井さん、佐藤さん、三原さん

のべおか男女共同参画会議21

◆仲間集い、祝う会

 2022年度社会教育功労者文部科学大臣表彰を受けた土井裕子さん(70)=延岡市昭和町=、同年度九州社会福祉協議会連合会会長表彰を受けた佐藤進一さん(78)=同市伊達町=、同年度県男女共同参画功労賞を受けた三原隆子さん(74)=同市北町=を合同で祝う会が10日、同市安賀多町の松乃寿司であった。

 3人の所属する市民グループ「のべおか男女共同参画会議21」(古本政子会長)が祝賀会を企画した。

 古本会長は「3人の日頃からの努力は並々ならず、受賞は私たちの会にとっても名誉なこと」とあいさつ。盛武一則・延岡観光協会代表理事は、3人の功績をたたえる中で、特に大臣表彰について、自身が携わる建設業界を例に挙げて、その価値の大きさを強調し祝福した。その後、三浦健・同市企画部長の音頭で乾杯した。

 土井さんは、主にリバーパル五ケ瀬川(同市牧町)を拠点とする20年間の活動が高く評価された。「五ケ瀬川流域全体の手をつなげることができた。遊びが産業になることを長年目指してきて、カヌーが産業として花開いてきたこと、リバーパルの代表を後進に引き継げたこともうれしい」と笑顔。

 佐藤さんは2007年から民生委員児童委員と伊達公民館長、17年から市公民館連協会長を務めている。「思いがけない受賞で、皆さんに祝っていただけて光栄。普通にやっていることだが、評価してもらえてうれしい」と喜んだ。

 三原さんは、女性の国際ボランティア組織・国際ソロプチミスト延岡とのべおか男女共同参画会議21で計32年にわたり活動し、女性の地位向上などに貢献した。「昔は男尊女卑を感じたが、今は女性も男性も意識が変わってきたと感じる。互いに協力し合ってこそ、いろんなことができるということを原点にすることが大事」と話していた。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/