菜の花と河津桜が出迎え

１９日までこのはなウォーク

◆グルメ、イベント多彩−延岡市野地町・古川町

　早春の花々を楽しむ延岡花物語２０２３メインイベント「このはなウォーク」は１８日から、延岡市野地町と対岸の古川町の五ケ瀬川一帯で始まり、〃宮崎県一長い〃テープカットで開幕を祝った。１９日まで。

　春の陽気に包まれ、午前１０時の開会から多くの人が来場。右岸堤防沿いを鮮やかに彩る菜の花と徐々に開花しつつある天下一ひむか桜（河津桜）が来場者を出迎えた。

　オープニングセレモニーで延岡商工会議所の吉玉典生会頭は「皆さんが延岡に来て良かったと思えるようなイベントになれば。楽しんでもらいたい」とあいさつ。「ミニＳＡＳＵＫＥ（サスケ）チャレンジ」に登場するサスケレジェンドや延岡の神話にまつわるニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの紹介、ミャンマーで作られた張り子のゾウ「太郎」と「花子」の披露もあった。

　メインステージ周辺に土産・グルメエリアの「のべおかうまいもの市」が広がる。野地町側の堤防斜面には市内の中学生が製作した約１４００本の風車と「絆」をテーマにビオラ７０００本を使った花文字を設置。堤防では野だてエリアが用意され、着物姿の延岡茶道連盟会員らがもてなす。

　また、１８日午後５時からは天下一ひむか桜と菜の花をライトアップする「夜桜花灯（あか）り」を開催する。