本紙掲載日:2023-02-20
(6面)

歴史的町並みでひな祭り

華やかな七段飾りなどが並ぶ「みみつ町並み・おひなさん祭り」=18日、日向市美々津町
古民家では通りに面した広間などに設置。散策しながら楽しめる

3月12日まで日向市美々津町立縫区

◆16カ所に七段飾りなど展示

 第6回みみつ町並み・おひなさん祭りが、3月12日まで日向市美々津町立縫区の市歴史民俗資料館などで開かれている。時間は午前10時〜午後4時。月曜は休み。

 同祭りは、美々津の歴史的町並みを守る会(米原康夫会長)が2017年から開始。国の重要伝統的建造物群保存地区である美々津の町並みを生かした地域活性化イベントで、地元住民らが協力して春の風物詩に育てようと開催している。

 ひな人形は、市指定文化財「廻船(かいせん)問屋河内屋跡」の同資料館、町並みセンター、古民家など計16カ所に展示。地元や県北の人たちから寄贈された約50の華やかな七段飾りなどが並ぶ。

 古民家では、通りに面した広間などに設置。約50年前の表情豊かなひな人形に、縁起物をかたどったさげ飾りなどが添えられ、歴史的な町並みを散策しながら楽しむことができる。

 18日に母親や兄弟らと同資料館を訪れた同市日知屋の坂本昊舵さん(9)は「初めて来たけど、人形の種類の多さや精巧なつくりに驚いた。豪華なひな飾りが楽しめて良かった」と話していた。

 観覧は無料だが、同資料館のみ入館料が必要。料金は大人220円、小学生から高校生まで110円。未就学児無料。

 問い合わせは、美々津の歴史的町並みを守る会事務局(籠向58・0443)まで。

◆3月5日、茶会や即売会など開催

 立縫区では3月5日午前10時から、立磐神社前公園を中心に3年ぶりとなるイベントが開催される。

 ひな人形の展示会場を巡る町並みスタンプラリー、抹茶を楽しめる呈茶コーナー(1服100円)、フリーマーケット、地場産品の販売などがある。

 また、着物を着て町歩きを楽しみたい人を対象に、着物一式を貸し出す(着付け代込みで1000円)。

 問い合わせは同会事務局まで。

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