仙台が初めてのサッカー教室

県北の女子選手約５０人と交流−延岡

　延岡市で合宿中の女子プロサッカーＷＥリーグ「マイナビ仙台レディース」のサッカー教室は２０日、同市西階陸上競技場であった。県北の幼稚園から高校までの女子サッカー選手約５０人が、プロ選手と交流しながらサッカーを楽しんだ。延岡合宿は２４日まで。

　仙台の延岡キャンプは２１年に続き２回目で、教室の開催は初めて。同市の女子チーム「プリンセス・カメリアＦＣ」に所属する小中高校生、「なでしこスクール」の小学生や幼稚園児、県北の少年団に所属する小学生らが参加した。

　時間はおよそ１時間。年代別３グループに分かれて、鬼ごっこや、ドリブルやシュートなどの基礎練習。ミニゲームなどを選手たちと一緒に行った。

　閉会式で仙台のＦＷ後藤三知選手は「私たちも最初はうまくできなかった。（練習など）毎日ちょっとずつ積み重ねて、サッカー選手になれた。周囲に感謝し、サッカーを楽しんでほしい」とあいさつ。

　プリンセス・カメリアＦＣの川野理名さん（平岩中１年）は「パスの正確さやポジショニングなど選手のすごいところを見られて、いい経験になった。見習って練習していきたい」と話していた。