本紙掲載日:2023-02-21
(6面)

風景などの写実絵画30点

風景画を中心に30点を展示している長船さん

画家、長船さん(大分市)の油彩画展

◆26日まで−ギャラリーかわなか

 大分県大分市在住の画家、長船善祐さん(40)の油彩画展「光と影の詩情を描く」が26日まで、延岡市伊達町のギャラリーかわなかで開かれている。身の回りの風景や花、果物などを描いた写実絵画30点を展示。来場を呼び掛けている。入場無料。

 長船さんは大分県佐伯市出身。幼い頃から絵を描くことが好きで、趣味で描いていた祖父の道具を借り、中学生の頃に油彩画を始めた。高校卒業後は静岡大学教育学部に進学して理科を専攻。大分県の小学校教諭として5年間働いた後に退職し、画家の道に進んだ。絵は独学ながら、日本美術展覧会や白日会展に入選するなど、期待を集めている。

 会場に多く展示されている風景画について、「近所の人でも分からない、名所ではない所が多い」と長船さん。分かりにくい所は分かりやすく、好きな部分を中心に描いており、「原作の翻訳版のようなイメージ」と表現する。花や果物も何気ない一場面を捉えており、「日常の風景でもいいところがたくさんある。そこに気付いてもらえれば」と話した。

 営業時間は午前10時〜午後6時。問い合わせはギャラリーかわなか(箟箍32・4036)まで。

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