本紙掲載日:2023-02-21
(3面)

改装と新設工事を開始−道の駅北川はゆま

道の駅北川はゆま内のパン売り場。製造現場の工事開始に伴い、同道の駅は一部商品の売り切れに注意と理解を求めている

パン、菓子工房など

 延岡市北川町の道の駅北川はゆま(脇坂光一駅長)は21日から、パン工房や菓子工房、総菜加工場をはじめとする駅内の改装および新設工事を開始する。駅内の営業は通常通り行う。

 パン工房と菓子工房の改装は衛生上の対策が目的で、期間は約1カ月間の予定。また、同時期に併せて漬物製造場の移設および改装、土産館入り口前の風除室設置、土産館・物産館前メイン通路の屋根の新設、商品納入などを行うバックヤードのひさし設置の工事も始まり、いずれも5月末ごろの完了を予定している。

◆主力の総菜安定供給へ加工場−地元の技を継承

 道の駅では、地元生産者が作るバリエーション豊富な総菜が主力商品の一つ。ただ、少子高齢化の影響などから今後、長期にわたる安定した供給体制の維持が課題の一つとなっている。北川はゆまは、今回新設する総菜加工場の稼働により、「月の塩鶏唐揚げ」などオリジナル商品の生産能力向上と共に、将来的には地元生産者と協働しながら各種総菜の生産技術や伝統の継承を図っていきたい考え。

 脇坂駅長は一連の工事について、「コロナ禍もあって近年は守りに入らざるをえなかったが、これから攻めの姿勢を示していきたい」としている。

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