本紙掲載日:2023-02-22
(3面)

2次キャンプがスタート−東北楽天2軍

初の公式開催−日向市お倉ケ浜野球場

 プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルス2軍の春季2次キャンプが21日から、日向市のお倉ケ浜総合公園野球場で始まった。同球団が公式な2軍キャンプとして同市で開催するのは今回が初。一行は1日から沖縄県久米島町で1次キャンプを行い、20日に日向市入り。2次キャンプは3月5日まで(27日は休養日)で、選手や監督、コーチ、スタッフら約70人が参加する。

 初日に歓迎式があり、県や市、日向商工会議所、日向市観光協会などから多くの関係者が参加。十屋幸平市長は「市民を挙げて歓迎します。おいしいものを食べ、休養しながら練習に励み、優勝を目指してほしい」と激励。

 三木肇2軍監督は「日向でキャンプができることをうれしく思う。地域の皆さんと力を合わせながら充実したキャンプにしたい。ぜひ、グラウンドに足を運んでほしい」と話した。

 続いて、関係者らが歓迎の花束のほか、激励品として、宮崎牛や宮崎ブランドポーク、みやざき地頭鶏(じどっこ)などを贈り、今シーズンの活躍に期待を込めた。

◇練習試合を4試合予定

 24日は横浜DeNAベイスターズ2軍、26日はプロ野球独立リーグの大分B─リングス、3月3日は同火の国サラマンダーズ、同4日は社会人野球の東邦ガス。試合開始はいずれも午後0時30分予定。


◆キャンプ盛り上げたい−日向商工会議所がのぼり旗

 プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍春季2次キャンプを盛り上げようと、日向商工会議所(三輪純司会頭)は20日、会場となるお倉ケ浜総合公園野球場周辺にのぼり旗を掲げた。

 同会議所が実施する応援プロジェクトの一環。市内に応援の輪を広げ、受け入れ態勢の整備、1軍キャンプ誘致に向けた市民の機運醸成などを目指す。

 この日は、同会議所の会員や職員のほか、協力事業所、市議会議員で構成する市スポーツ振興議員連盟などの関係者ら約50人が参加。参加者は、お倉ケ浜総合公園につながる道路沿い、サンドーム日向の周辺などに、同球団のチームカラーのえんじ色の下地に「やっど!日向」と書かれた約200本の応援のぼり旗を並べた。

 主催者あいさつで三輪会頭は「今年のキャンプは、球団初の公式開催。歓迎の意を表し、悲願の1軍キャンプ誘致につなげたい。多くの皆さんが応援に訪れてもらえれば」と話した。同商工会議所によると、応援のぼりは市内各地にも掲示するという。

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