本紙掲載日:2023-02-23
(2面)

学んだ知識、体験生かす−のべおか市民大学院

読谷山市長から修了証書を受け取った修了生代表の吉田素子さん

44人に修了証書−皆勤賞は17人

 保健、医療、福祉などの幅広い分野を学ぶ2022年度のべおか市民大学院の修了式が18日、延岡市吉野町の九州保健福祉大学F講義棟であり、修了生44人に修了証書が授与された。

 市民大学院は、まちづくりのリーダーとなれる人材を育成するために、同大学の協力で2000年度から開講している。23回目となる今年度は同市、門川町、日向市、高千穂町から53人が受講した。

 市民大学院の学長を務める読谷山洋司市長が、全11回の講座のうち6回以上受講した修了生44人に修了証書を授与、すべての講座を受講した17人に皆勤賞を贈った後、「学びの成果を一人一人の生活に、あるいは健康な延岡、県北で生活して良かったと思ってもらえるような地域の絆づくりに生かしていただければ」とエール。また、同大学の兒玉修学長は「市民大学院での学びが皆さまの学習意欲を促進させることを祈っている」と祝辞を述べた。

 修了生を代表して山本典昭さん(71)は「どれも専門性が高く、幅広い分野で知識を高め、視野を広げることができた。学んだ知識や貴重な体験を職場や地域で十分に生かしていきたい」とあいさつした。

 初めて受講した柳井初音さん(71)は「人間の細胞に興味があり、自分の耳、目で学ぶ楽しさがあった。受講生が講義中に質問する場面もあり、和やかな雰囲気で良かった」と話していた。

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