本紙掲載日:2023-02-28
(2面)

延岡市消防団に水防功労者表彰

九州地方整備局長からの表彰状を手にする荒木清消防団長と延岡河川国道事務所、延岡市の関係者ら

昨年9月の台風14号−人命の安全確保、被害軽減

 昨年9月の台風14号で人命の安全確保や被害軽減に貢献したとして、延岡市消防団(荒木清団長、全6支団1641人)に24日、国土交通省九州地方整備局長からの水防功労者表彰が伝達された。

 市消防団は、台風が最接近する前日の9月17日から10月2日までの16日間にわたり、延べ1216人の団員が各地域で活動を展開。住民への避難広報、高齢者などの避難支援、浸水で孤立した住宅からの住民救助、冠水地区での排水活動、堆積した泥や倒木の除去、支援物資の搬送などに尽力した。

 伝達式は延岡市役所で行われ、国交省延岡河川国道事務所の麻生宏斉所長が荒木団長に表彰状を授与。ねぎらいと感謝を伝え、「今後も延岡市民の方々の安全確保、被害最小化に向けた取り組みに尽力されるようお願い申し上げます」と希望した。

 読谷山洋司市長からも祝辞があり、荒木団長は「今回の受賞は私たち消防団員にとって大変ありがたいこと」と感謝。「今後も関係機関との連携を強固にし、延岡市の水防と安心安全なまちづくりに寄与していくことを誓う」と力を込めた。

 九州地方整備局長表彰は県内からほかに、国富町、綾町、木城町の各消防団にも贈られた。

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