本紙掲載日:2023-02-28
(3面)

接近中、金星と木星を撮影

接近する金星と木星(27日午後6時50分ごろ、延岡大橋から板谷さんが撮影。F4、感度800、シャッタースピード0・3秒)

延岡市無鹿町の板谷さん

 延岡市無鹿町のアマチュア天文家板谷憲一さん(73)が27日夕、金星と木星の大接近を延岡大橋の昭和町側から撮影した。接近中の金星と木星は、しばらくの間、午後6時30分〜8時ごろまで、ひらけた場所であれば西の空に約20度の角度で見ることができる。3月2日に最も接近し、以降は徐々に金星が離れてしまうという。

 板谷さんは「月を除けば一番明るい金星(マイナス4等)と2番目の木星(マイナス2等)の大接近。双眼鏡があれば木星の四大衛星も観察可能。手持ちのスマホでも撮影できる。高度が低いので地上の夜景と大接近の構図が素晴らしい。見やすい時間帯なので、ぜひ観察してほしい」と話している。

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