本紙掲載日:2023-02-28
(9面)

開幕前に審判技術学ぶ

ルールや正しいジェスチャーなどを学ぶ参加者

学童部の指導者、保護者-3年ぶり日向軟連

 日向市軟式野球連盟(遠山秀樹会長、森田廣行理事長)の学童部は26日、大王谷球場で審判講習会を開いた。登録する日向・東臼杵地区の7チームから約30人の指導者や保護者らが参加。実技を通してルールや正しいジェスチャー、ジャッジの仕方など審判技術を学んだ。

 講習会は毎年、シーズン開幕前に開いてきたが、新型コロナの影響で中止が続き、3年ぶりの実施となった。

 この日は、森田理事長や中田稲生審判長らが指導。大王谷ファイターズの選手が守備や打者、走者などで協力した。

 講習では、参加者が四つのグループに分かれ、本塁から三塁までの4カ所を順に回り、球審や塁審に挑戦。各塁に、審判の立ち位置や構え、コールの仕方、タイミングなどの説明を受けた。

 実戦練習では、審判員が「もっと大きな声で」「手は高く挙げて」「慌てない」などとアドバイス。参加者からは、振り逃げやインフィールドフライへの質問も出るなど、実戦を想定して熱心に取り組んでいた。

 中田審判長は「初めて経験される人も多いが、自信を持って元気良く大きな声で判定してほしい。基本を学んで今シーズンに生かしてもらえれば」と話した。

 今季は3月25日、東郷グラウンドの新人大会で開幕する予定となっている。

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