本紙掲載日:2023-03-01
(1面)

多くの高校で1日卒業式

卒業生を代表して答辞を述べる甲斐樹里さん(1日午前、延岡商業高校)

夢と希望を胸に自分の道を

◆延岡商、甲斐さんが答辞

 県内の多くの高校で1日、卒業式が行われ、コロナ禍で制約の多い3年間を過ごした卒業生は、仲間との別れを惜しみながらも、新たな人生の第一歩を踏み出した。文科省が卒業式で児童生徒と教職員にマスク着用を求めないことを基本とする通知を出す中、県北の10校ではさまざまな対応がとられた。

 延岡商業高校(堀切康博校長、385人)では137人(経営情報科32人、会計科18人、流通経済科25人、商業科62人)が門出を迎えた。合唱などを除く式典中の生徒と教職員のマスク着用は個人の判断に委ねられた。

 各学科の卒業生代表に卒業証書を手渡した堀切校長は、コロナ禍の困難を乗り越えてきた卒業生をたたえ、「どんなに逆風が吹こうとも自信を持って試練に立ち向かってほしい」とエール。卒業生を代表し、甲斐樹里さん(流通経済科)が答辞。「夢と希望を胸に自分の足で自分の道を歩んでいきます」と誓った。

 県教委によると、今年度の県立高校と中等教育学校の卒業予定者数は、6679人(男3492人、女3187人)。県北では1日、延岡学園尚学館中学校高等部でも卒業式が行われた。(7面に各学校の卒業式)

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