本紙掲載日:2023-03-02
(3面)

「渓流の女王」ヤマメ釣り解禁

祝子川支流で小ぶりのヤマメを釣り上げた中原さん(1日午前)

活性低く苦戦県北の河川

 渓流に春の訪れを告げるヤマメ釣りが1日、県北の河川で解禁し、待ち兼ねた釣り客が「パーマーク」と呼ばれる小判状の模様が入った「渓流の女王」を狙った。

 このうち、大崩山の麓を流れる延岡市北川町の祝子川は渇水で極端に水量が少ない上、昨年の台風14号の影響で好ポイントのふちが埋まるなど厳しい条件となった。

 祝子川温泉美人の湯管理人で祝子川漁協理事の中原史貴さん(45)は友人と2人で釣行し、支流域で貴重な1匹を釣り上げた。

 「小さいものの魚影は見える。台風の影響にもかかわらず天然のヤマメが育っていて安心した」と中原さん。解禁直後のこの時期はヤマメの活性が低いものの、水温が上がる4月半ばには釣果が上向きそうだという。

 渓流釣りには遊漁券が必要。問い合わせは各内水面漁協。漁期は9月末まで。

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