本紙掲載日:2023-03-02
(2面)

宮大生4人が就業体験−20日まで

国内インターンシップの合同受け入れ式に参加した皆さん

日向市などが受け入れ−インフラツーリズムなど調査

 日向市などは2月20日から、宮崎大学地域資源創成学部の2年生4人をインターンシップ(就業体験)生として受け入れている。4人は同市の中心市街地活性化事業、日向商工会議所(三輪純司会頭)が取り組むインフラツーリズム、清掃・ビルメンテナンス業などを手掛けるグローバル・クリーン(同市亀崎、税田和久社長)の企業活動などについて学び、新たな視点から調査研究した成果を報告する。

 4人は黒木健太さん(20)、坂本想来さん(20)、伊達加真さん(20)、成合悠仁さん(20)。いずれも同学部が実施する専門科目「国内インターンシップ」で出身地の同市を選択した。企業や団体などの一員として約1カ月間、実践的な活動に取り組み、さまざまな課題、問題を実体感して、社会人として求められる能力を理解し、自ら考え行動する力を身に付ける。

 初日は市役所で合同受け入れ式があり、黒木秀樹副市長、三輪会頭、税田社長らが出席。黒木副市長は「学生の自由な発想、若い感性で提案してほしい。大学で学んだことをベースにして、自ら考え、行動する力を養って」と激励し、三輪会頭、税田社長も活動の成果に期待を込めた。

 4人は「日向市の魅力や課題について、可視化できるよう努力したい」「昨年の先輩が残した成果をより確固なものにしたい」「新しい魅力を発見し、その魅力を伝える企画を立案したい」「貴重な機会を生かし、自分のスキル向上につなげたい」と意気込みを語った。

 4人はそれぞれ、「同市が進める中心市街地活性化事業の事業評価」「日向入郷圏域におけるインフラツーリズムの調査研究」「クリーンの力を使って社会課題の解決を行う新規事業の立案」に取り組み、今月20日の最終日に成果発表会を予定している。

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