海からのテロを想定、未然防止へ連携

Ｇ７農相会合を前に保安対策協

　４月１５、１６日に開催されるＧ７宮崎農業大臣会合を前に、宮崎港保安対策協議会がこのほど、宮崎市の県中部港湾事務所で開かれ、出席した行政や警察、運送業者などの会員約２０人がテロを含む保安対策についての情報交換、連携態勢の在り方などを確認した＝写真＝。

　会合は冒頭のみ公開され、会長の同港湾事務所の明比健一郎所長が「見慣れない人や船がいる、不審物が置かれているなど何か感じるものがあれば、関係機関に情報提供を」と、同会合の安心安全な開催への協力を呼び掛けた。

　この日は、本県含めた３県とその周辺海域を管轄する第十管区海上保安本部巡視船、県警本部の船舶による合同パトロールも同会合の会場となるシーガイアコンベンションセンターの周辺海域で行われ、相互の連携を確認した。