本紙掲載日:2023-03-03
(2面)

交通栄誉章−黒木さん緑十字金章功労者

交通栄誉章の伝達式。賞状を手にする黒木康夫さん・フサ子さん夫妻と谷口さん(前列左から)。後列は(左から)長谷川会長と梅原署長

優良運転者・谷口さんに銀章−日向

 警察庁長官と全日本交通安全協会長の連名による交通栄誉章の伝達式が2月22日、日向市鶴町の日向地区交通安全協会であり、交通安全功労者として「緑十字金章」を受章した日向市東郷町の黒木康夫さん(74)と、優良運転者として「緑十字銀章」を受章した日向市山手町の谷口恭子さん(79)が表彰を受けた。

 黒木さんは、1985年に旧東郷町交通指導員支部長に就任後、日向地区交通指導員連絡協議会副会長を経て、2012年から現在まで会長を務めている。1995年からは交通安全協力隊員としても活動。朝夕の街頭指導や諸行事での啓発活動に従事している。

 谷口さんは、94年から夫の故・中さんとともに日向市の交通安全啓発活動に尽力する一方、81年から現在までの41年間にわたり、永年無事故無違反運転者として他の運転者の模範となっている。

 伝達式では、日向警察署の梅原守署長が黒木さんに緑十字金章のメダルと賞状、日向地区交通安全協会の長谷川実利会長が谷口さんに緑十字銀章のメダルと賞状を手渡した。また、黒木さんを支えてきたとして、妻のフサ子さん(71)に全日本交通安全協会長からの感謝状が贈られた。

 黒木さんは「地域の人たちや家族の協力のおかげ。受章を機に初心に帰り、日向市での交通事故が一つでも減らせるように頑張りたい」。フサ子さんは夫をたたえながら「自分まで感謝状を頂き、感謝している」と語った。

 谷口さんは「スピードを出さない、夜は運転しないなど、自分で決めている。ドライブが好きなので、今後も気を付けて運転したい」と話した。

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