春の火災予防運動で防火パレード

延岡市消防団第２支団

　春季全国火災予防運動（１〜７日）に合わせて延岡市消防団第２支団は５日、同市内で防火パレードを行い、地域住民の防火意識向上を図った。

　出発式は野地町の市消防本部であり、あいさつに立った永谷正男消防長が、昨年の台風１４号による被災時などの消防団活動に謝意を示しながら「パレードなどを通した住民への直接的な啓発は防火の効果が高い」として、団員に広報への協力を求めた。

　式後にはさっそく同支団の中央分団、南方第１分団、南方第２分団の７８人が「火の用心」の横断幕を掲げた消防車両や赤バイに乗り込み、各管轄地区への巡回に出発。住民らに向けて火災が発生しやすい時期に入っていることを知らせながら、火の取り扱いに対する注意、住宅用火災警報器設置の徹底などを呼び掛けた。