本紙掲載日:2023-03-09
(3面)

県庁前で子ども神楽大会

坪谷神楽保存会の「鬼神」
下野神楽保存会の「住吉」

坪谷、下野の保存会が出演

 みやざき子ども神楽大会(県主催)は5日、宮崎市の県庁5号館前で開かれ、日向市の坪谷神楽保存会(海野友志会長)と、高千穂町の下野神楽保存会(江藤裕司会長)の小学生から高校生までの舞い手が日頃の稽古の成果を披露した。

 宮崎を代表する民俗芸能である神楽の魅力を知ってもらおうと、一昨年は県総合博物館、昨年は新型コロナの影響を踏まえYouTube配信で実施。今回は大勢に楽しんでもらおうと、楠並木朝市会場(県庁楠並木通り)隣で開催した。

 坪谷神楽保存会の小学生は「一神楽」「鬼神」の二番、下野神楽保存会の小学生から高校生は「鎮守」「幣神添」「住吉」の三番を奉納。笛や太鼓の音に誘われた朝市の多くの買い物客らが会場を訪れ、子どもたちの舞に見入っていた。

 坪谷神楽保存会の海野輝陽さん(坪谷小4年)は「緊張したけど楽しかった。ずっと神楽を続けていきたい」、下野神楽保存会の大賀丈晴依さん(上野中1年)は「緊張したけどいい経験になった。他の神楽も覚えて舞えるようになりたい」と話していた。

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