明るく楽しい作品並ぶ

アトリエ・クルールの絵画展−１３日まで

　延岡市の絵画愛好グループ「アトリエ・クルール」（川内寧彦代表、１６人）の第１３回絵画展が、１３日まで同市本小路のカルチャープラザのべおか２階アートギャラリーで開かれている。開場は午前９時から午後５時（最終日は同４時）まで。入場無料。

　同グループには３０〜７０代が在籍しており、恒富地区高齢者コミュニティセンターで週に１回活動している。講師の小島康男さんの「個人の自由を大切にする」という方針で、会員それぞれが好きなモチーフを描いたり自作品を持ち寄り互いにアドバイスしたりしている。月に１度、小島さんから指導を受け、油絵や透明水彩、色鉛筆、アクリル、パステルなど色んな画材、描画技法で個性があふれる作品を制作している。

　同展では、会員が１年の間に手掛けた計１３０点の集大成を展示。小さな額縁から５５号サイズのキャンバスまで大きさもさまざま。県北の見慣れた風景から会員が旅行で訪れた観光地、過去に読んだ漫画や小説の一節からイメージしたもの、子どもや孫の姿、など日常を切り取った作品を楽しめる。

　川内代表は「コロナ禍がまだ続いているこういう時期だからこそ、明るく楽しい作品が並ぶ絵画展に足を運んで絵を見ていただければ」と来場を呼び掛けている。