本紙掲載日:2023-03-10
(8面)

後期活動で植樹や清掃−延岡アースデイ

岡富山で行われた植樹祭(提供写真)
夏田山扇森稲荷神社への参道で作業の説明を受ける参加者(同)

 「第29回延岡アースデイ」後期の活動が2月26日、延岡市内であった。岡富山の市有林での植樹と、夏田山扇森稲荷神社参道での清掃作業に合わせて約30人が参加し、汗を流した。

 岡富山では、延岡市みどり推進会議が植樹祭を実施。2019年まで毎年行っていたが、新型コロナの影響で20年以降は実施を見送っていた。

 この日は18人が参加し、約25アールの山林にクロガネモチ、サザンカ、八重桜などの広葉樹250本を1本ずつ丁寧に植樹。今後は下刈りを実施しながら育てていくという。

 来年度以降も植樹祭を行う計画で、同会議は「より多くの方に参加していただき、植樹を通して森林の大切さを伝えたい」としている。

 夏田山での活動は、19年9月の竜巻で被害を受けた夏田山扇森稲荷神社氏子総代の後藤福一さんから作業の説明を受けた後、参道沿いの清掃を行った。

 参加者は1時間ほどかけて山頂の神社に到着。この日は東海の海まで見渡せるほど澄み切って晴れ渡り、参加者は景色も楽しみながら神社周辺も清掃し、活動を終えた。「今後の清掃活動も持続的に広げ、地元や延岡市民の憩いの場になれば」と話した。

 延岡アースデイは毎年3月をメインに開催していたが、コロナ禍以降は会場ごとに分散開催。第29回は、昨年11月末に前期の活動として市内4カ所で行った。第30回からは従来通りの形に戻し、活動を続けるという。

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