本紙掲載日:2023-03-13
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手作りコサージュと押し花を

卒業、入学式用・上野小中学校に贈呈−高千穂地区更生保護女性部会

 高千穂地区更生保護女性部会上野支部(工藤チヨ子支部長、約30人)は10日、高千穂町立上野小中学校(岡田能直校長、84人)に手作りのコサージュ約40個と押し花のしおり約20枚を贈った。

 地域とのつながりを感じ、児童生徒に正しい人生を歩んでもらおうと30年以上続く見守り活動の一環。卒業式と入学式を控えるこの時期に毎年プレゼントしており、思いのこもった華やかな出来栄えから多くの学校関係者らに好評を得ている。

 贈呈式は同校であり、工藤支部長(78)ら会員4人が訪問。児童、生徒、教諭用に種類の異なるコサージュと町内で採取した草花で作ったしおりを岡田校長に手渡した。

 岡田校長は「毎年デザインが違うので私自身も楽しみにしている。子どもたちにとっては地域の人の思いに触れる良い機会となるので、大変ありがたい」と感謝。

 工藤支部長は「今年巣立って行く子どもたちも素直でまっすぐに育ってほしいと思いを込めた。新型コロナウイルスが5類に引き下げられるとのことで、行事も徐々に再開すると思いますので、できる限りの協力を続けたい」と話した。

 卒業式は中学校が16日、小学校が23日を予定している。しおりは中学校の卒業生に配布、コサージュは卒業生、新入生、教諭がそれぞれ胸に飾って式に臨み、記念品として持ち帰るという。

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