本紙掲載日:2023-03-13
(4面)

雌「ふくひさ」が優等1席

雌牛の部で優等1席に選ばれた「ふくひさ」と織田直行さん

東臼杵郡市畜連3月期子牛郡共進会

◆団体1位は日向市

 東臼杵郡市畜産農業協同組合連合会(楠田富雄代表理事)の3月期子牛郡共進会は10日、延岡市櫛津町の延岡家畜市場であった。雌牛の部で織田直行さん(40)=延岡市石田町=の「ふくひさ」が優等1席に選ばれ、団体は日向市が1位。調教賞は山内純洋さん(延岡市北方町)が受賞した。

 今期の共進会には雌牛40頭が出品され、発育状況や立ち姿などが審査された。優等1席に輝いた織田さんは、昨年の全国和牛能力共進会(全共)に東臼杵郡市畜連から35年ぶりに出場するなど、優秀な成績を収めてきたが、「子牛の首席は初めて。やったと思った」と喜んだ。

 「ふくひさ」は、母がふくみ、父が富久竜、母の父は満天白清という血統で、日齢は280日。性格はおとなしく、小さな頃から育てやすかったという。体高など少し課題はあるが、「今年の県共に向けて、今から育成を頑張りたい」。

 昨年の全共では、他の地区の生産者とのつながりもでき、「勉強になった」という。「もう(次の北海道大会まで)あと4年しかない。若い人と一緒に全共を目指し、取り組んでいきたい」と意気込んでいた。

 東臼杵郡市畜連は、21、22日に合わせて569頭の子牛が出場して、セリが行われる予定という。

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