本紙掲載日:2023-03-14
(6面)

税の役割、大切さ学ぶ

租税教室の一環で、模擬選挙の投票を行う生徒

3年生対象に租税教室−延岡中

 延岡市の延岡中学校(粟田茂樹校長、292人)で10日、3年生99人を対象に租税教室があった。県北法人会青年部による説明や模擬選挙で税の仕組みや使われ方の解説があり、生徒は税の大切さを学んだ。

 延岡地区租税教育推進協議会主催。延岡税務署管内の小中学生を対象に、税について知識を深めてもらおうと、毎年開いている。

 教室では中学生、大工の親方、税博士に扮(ふん)した同部の会員が公共機関や制度などを寸劇で説明した。

 選挙と税の関係について学ぶ模擬選挙も行われ、3人の架空の候補者が登壇。「若者が稼げるまち」など公約をアピールしたり、実際の投票箱を設置したりするなど本番さながらの選挙を体験した。

 生徒の大塚一輝さん(15)は「税は勝手に取られていくものと思っていたが、社会にいい影響があることを知ることができた。寸劇で分かりやすく、選挙に関しても考え方が変わった」と話した。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/