本紙掲載日:2023-03-16
(2面)

県内公立中学校−決意、希望胸に卒業式

卒業生を代表して答辞を述べる金丸月音さん(16日午前、岡富中学校)

岡富中111人が門出−マスク外し、表情晴れやか

 県内すべての市町村立中学校で16日、卒業式があり、9578人(県教育庁、1日現在)が決意や希望を胸に学びやを巣立った。

 県北9市町村では1999人が卒業。このうち、岡富中学校(三樹浩二校長、333人)では、111人が門出を迎えた。マスクを外す卒業生もおり、晴れやかな表情を見せて式に臨んだ。

 卒業生は保護者や在校生、恩師の温かな拍手に迎えられながら入場。1人ずつ名前が呼ばれ、それぞれ卒業証書を受け取った。

 式辞に立った三樹校長は、コロナ禍の学校生活を振り返り、「皆さんのひたむきで一生懸命な姿勢、明るく温かい雰囲気、そして笑顔に感謝します」と話した。また、これから直面する大きな問題に対して「どうしたらできるのかを考え、思考の癖を付けていきましょう。できるを前提とした思考の癖が実行力を高めます。皆さんならたくさんの人とつながり、それぞれが考える幸せを実現できると確信しています」とエールを送った。

 卒業生を代表し、金丸月音さんが答辞。教職員や保護者らに感謝の気持ちを述べ、コロナ禍で苦楽をともにした仲間に「終わりは始まり。私たちはこれから新たな道を歩み始めます。お世話になった方々への感謝を忘れず、新たな学びとともに成長していきましょう」と呼び掛けた。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/