本紙掲載日:2023-03-16
(6面)

21日に記念演奏会

記念演奏会に出演するのべおか児童合唱団の団員

のべおか児童合唱団創立20周年−野口遵記念館

 創立20周年を迎えたのべおか児童合唱団(松原由美代表)は21日午後2時から、延岡市東本小路の野口遵記念館で「20周年ありがとう記念演奏会」を行う。入場無料。

 同合唱団は、2001年にあったひむかミュージカル「ウズメ2001」に出演した児童を中心に呼び掛け、02年に発足。子どもたちの音楽能力をより継続的に高め、発表会やコンサートを通じて市民に愛され、市民の活力になることを目的としている。発足当時は51人の団員が所属していたが、数年前には進学などの理由から15人にまで減少。存続の危機に迫られるも、保護者や市民に助けられたという。

 現在では、3歳から19歳までの団員39人が松原代表の指導の下、毎週土曜日に同市本小路のカルチャープラザのべおかで練習している。松原代表は「20年続けることができたのは、保護者や市民のおかげ。こんなに恵まれることはない」と話している。

 3部構成の演奏会は合唱団の創立20周年を記念して、日頃の市民の応援に感謝したいという思いを込めて開催する。第1部は、「トゥモロー」「線路はつづくよどこまでも」「手のひらを太陽に」など、ポピュラーな曲を合唱。第2部は、ひむかミュージカル「ウズメ2001」の作曲者で音楽監督の一ノ瀬季生さんをスペシャルゲストに迎えて、同ミュージカルより「知っちょるかい」「きのこのうた」「夢の一番先へ」「最初の一歩」を歌う。第3部は、「私たちの20周年」をテーマに「夏の日のおくりもの」「ビリーブ」「旅立ちの日に」などを披露する。

 開場は午後1時30分。同40分からロビーコンサートがあり、3歳から小学2年生までの団員が「ちょうちょ」「夕焼け小焼け」などの唱歌を歌う。

 松原代表は「皆さんのおかげで20周年を迎えることができました。心温まる演奏会にします。ぜひご来場ください」と呼び掛けている。

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