窪田さん服部さん「二人展」始まる

１９日まで−日向・江川春枝ギャラリー

　日向市の絵画愛好家、窪田利重さん（８１）＝財光寺＝と服部神兵さん（８０）＝浜町＝の「日向二人展」が１７日から、同市細島の江川春枝ギャラリーで始まった。１９日まで。

　窪田さんは６８歳から独学で、山や木々の風景画を多く描き続けている。「一日中描いて、それでも次の日が来るのが待ち遠しい。それくらい描くことが楽しい」。岸壁に打ち寄せる波を早朝と昼間の異なる表情で描いた「朝明の海」「返し波」など油絵１６点を展示している。

　服部さんは３１歳から独学で描き始め４、５年ごとに新たな手法に挑戦している。現在は、木のヘラと爪ようじを使って制作。同じ構図を３パターンに描き分けた「ドライフラワー」など油絵２３点を展示している。単色を生かした色使いも目を引く。

　入場無料。午前９時〜午後４時。「見る人が何か感じてくれたら」と来場を呼び掛けている。問い合わせは同ギャラリー（�籠�向５５・０３１９）まで。