野村農水大臣が宮崎入り

訪問予定施設−Ｇ７農相会合前に視察

　Ｇ７サミット宮崎農業大臣会合（４月２２、２３日・宮崎市）を前に、野村哲郎農林水産大臣が１８日、会場のシーガイアコンベンションセンターをはじめ、マンゴー農家や宮崎農業高校など各国大臣と訪問する市内の候補施設を視察した。

　同センターでは河野知事や清山知憲市長、山本将之県警本部長らと意見交換。野村農相は「どこの国も食料安全保障への。高まっている日本は議長国として議論をリードしていきたい」などと意気込みを述べ、自治体に協力を求めた。

　河野知事は「農業県宮崎として未来への大きな弾みにしたい。会場準備や機運醸成など本番に向け万全を期したい」、清山市長は「次世代の子どもたちにとって記憶に残る国際会議になるよう地元開催市としてサポートしたい」と述べた。

　野村農相は会見で「各国の農業大臣を迎えるのに申し分のない会場」と評価した上で、宮崎で開催する意義について「農業県宮崎の素晴らしい食べ物をじかに見て、食べていただけることが意義ある国際会議になると考えている」と話した。